2014/06/29 Sun
wataqoo

ガンはDNAのコピーミスで生まれる遺伝子の病気。抑制が効かず無限に増殖する細胞。第一世代の抗ガン剤は分裂を繰り返して増殖している細胞を攻撃する。だから髪の毛を作る細胞、血液成分を作る血球細胞(骨髄)や皮膚、粘膜など、分裂が盛んな健康な細胞も攻撃されてしまい、特に副作用が出やすい。
06-28 14:40

分子標的薬の代表が、自分と同じ細胞を増殖させるための特定の信号を攻撃してガン細胞の増殖を抑えるシグナル伝達阻害薬。その花形が肺ガン用のイレッサ。全身に転移して末期だった患者さんが嘘のように生き返ったことも。ただ、この薬は「間質性肺炎」という副作用もあり、それで亡くなる方も多い。
06-28 14:57

最新の分子標的薬はエピジェネティクス薬。遺伝子の周辺で働いている仕組み、ガン細胞の遺伝子の設計図を具体化するスイッチがオンになることを防止すると同時に、ガン抑制遺伝子の働きがオフにならないようにしてコントロールする。日本でも既にビダーザ、ゾリンザという2つの薬が認可されている。
06-28 15:06

ガンは最初にどの臓器に出来たのかによって悪性度やたちの悪さが違う。他の臓器に転移したとしても、遺伝子も含めて元々の性質は失われない。肝臓に転移したとしても、元が食道ガンなら肝臓にいるのも食道ガン。だから抗ガン剤が効くかどうか、そもそもどの抗ガン剤を選ぶのかも、元のガンに合わせる。
06-28 18:08

臓器別の抗ガン剤の効きやすさ→急性白血病、悪性リンパ腫、睾丸腫瘍、乳がん、子宮がん、大腸がん、胃がん、肺がん、膵臓がん、食道がん。この順番で抗ガン剤が効きにくくなる。急性白血病や悪性リンパ腫、睾丸腫瘍などは抗がん剤で完治する可能性もある。がんの悪性度は逆。食道がんが最もたちが悪い
06-28 18:11

ガンには女王蜂と子供たちがいる。女王蜂は正式にはガン幹細胞といい、すべてのガンの元となる細胞。すべてのガンは女王蜂、幹細胞から分化して出来る。第一世代の抗ガン剤では女王蜂を攻撃することが出来なかった。第二世代の抗ガン剤、分子標的薬でも女王蜂をピンポイントに攻撃することは出来ない。
06-28 18:35

今までの抗ガン剤は分子標的薬も含め増殖期にある細胞にしか効かない。ところがガンの女王蜂であるガン幹細胞自体は常に静止期にあり細胞分裂しない。いま進んでいるガン幹細胞療法→①静止期から増殖期に追い出し抗ガン剤や分子標的薬が効くようにする ②ずっと静止期にいてもらって冬眠してもらう。
06-28 18:41

いまの抗ガン剤治療の最新状況→①がんの遺伝子を調べてそれに合った治療法、副作用の少ない治療を選べるようになった ②がん幹細胞をやっつける方法が見つかった ③FAS阻害薬という新たな抗ガン剤治療の研究が始まった→がんが増殖する際のエネルギーにしている脂肪酸合成を邪魔。副作用が無い。
06-28 18:47

がんは心筋梗塞や脳卒中などと違い一刻を争う病気ではない。だから自分の納得のいく医者や病院を探すだけの時間がある。良い医者、自分に合う病院を探して10軒はしご出来るのは日本の医療制度の素晴らしいところ。アメリカやイギリスでは不可。全国どこに行ってもいい、どこでも保険が効く。凄いこと
06-28 18:56

セカンドオピニオン扱いにしてしまうと、診察ではなく相談扱いとなり保険診療ではないので費用は全額自己負担。1時間1〜2万。主治医とは別にかかりつけ医を持っておけば、かかりつけ医に紹介状を書いてもらい、主治医とは別の病院に初診として受診出来る→保険が効く。検査結果等を持っていくこと。
06-28 19:10

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