2012/11/08 Thu
何もせずのんびりするのが目的だった今回のバリ旅行ですが、
2日間のんびりして、さすがに3日目は観光したくなりました。

朝食を運んできてくれたバトラーにいつものように

「今日ハ、ナニシマスカ?」

と笑顔で聞かれ、
「安心と信頼のブルーバードタクシーをチャーターして出掛けたい」
と伝えたところ、

「ブルーバードタクシーデナイト、ダメデスカ?」

急にビジネスマンの顔になるバトラー。

彼はあまり日本語が出来なかったので、
その後は英語で会話。

彼の友人に聞いてくれることになりました。

そして数分後に戻ってきた彼によると、
55万ルピア(5,000円ちょっと)で1日チャーターとのことでした。

40万ルピアでタクシーのチャーターを考えていたので、
思っていたよりは高かったのですが、お願いすることに。

そうして1時間後にやってきたのが、
27歳のナイスガイ、クトゥットゥさん。

以前はホテルで働いていたけれど、
ボスと揉めて退職し、今はフリーのドライバーをしているとのこと。

ちなみに未だカースト制度の名残りが残るバリでは、
身分で大体の名前が決まってしまうようで、
一般平民階級の4番目の子供は、
クトゥットゥという名前になるとのこと。

学校で日本語を勉強されたそうで、
「最近は話していないから忘れてしまった」と笑っていたのですが、
僕らからすればペラペラでした(たまに英語も混じりましたが)。

僕は中学から大学、それ以降まで10年以上も英語を勉強してきて、
それでも思うように喋ることが出来ないのに、
なんなんでしょう、この違い…

「日本語はとても難しいけど、生活の為に勉強している」

クトゥットゥさんだけでなく、
多くのバリ人から今回の旅でも耳にしました。

必死さ、切実さが、きっと違うんでしょうね…

「トヨタはNo.1!皆の憧れね。次がスズキ、僕のはスズキ」

ボンネットをカーボンっぽく塗装し、
リアガラスにもRip Curlっぽいロゴをデザインし、
ちょっとチャラ男っぽい仕様の車で迎えに来てくれました。

バリは6年前に比べて随分と車が増え、そのほとんどが日本車。

一番多く見るのがスズキ、次がトヨタ、たまにホンダや日産。
ヒュンダイは、ディーラーこそ多く見ましたが、
まだ浸透していないようです。

行きたい場所のリストを伝え、
まず向かったのはエレファント・サファリパーク。

これがとっても遠かった!

9時半にディシニを出て、
デンパサールで大渋滞、
ウブドまでの一本道も大渋滞。

やっとウブドを抜けたと思ったら、
曲がりくねった山道をひたすら走り、
数々の村々を抜け、迷って人に聞き、迷っては人に聞き、
ようやく到着したのはお昼の12時過ぎでした。



入場料はディズニーランドと同じくらいの58ドルで、
エレファントライド込み。



おおっ!スマトラ象さんがたくさん!



お尻。



最後の記念撮影シーンをパチリ。



他にも象さんにサトウキビをあげたり、
鼻を撫で撫でしたり、そうしてウロウロしているうちに名前を呼ばれ、
僕らも乗ります。

彼女はタイで乗ったことがあるので2回目、
僕は初めての経験。

まず高さにビックリ!
次に思った以上に乗り心地が快適なことに驚きました。

たっぷり1時間くらいの、
のんびり散歩を満喫。

田園風景の中を歩いてくれると思っていたのですが、
あくまで敷地内の小道を行く感じでした。

考えてみれば、さすがにバリといえども、
自由に外を象が歩き回るわけにはいかないですよね。



その後はお腹が空いたので、
パーク内のレストランにてランチにすることに。

ツアーで来ているオージーたちはビュッフェを食べていたのですが、
僕らはカルトでオーダー。

彼女はサテの盛り合わせ(ライス付き)を、



僕はナシゴレンをオーダー。

これが今回の旅行で一番高かったナシゴレン(1,000円くらい)
だったのですが、ガーリックやスパイスがしっかり効いて、
ご飯の硬さや水分も丁度良く、ダントツで美味しかったです。

日本では、たぶん食べられない!
あぁ、いま書いていても、また食べたい…

そうして食べ終わってからまたクトゥットゥさんと合流し、
テガラランへ向かいます。

ここでまた迷いまくるクトゥットゥさん…

エレファント・サファリのあるタロ村の辺りには、
今まで来たことが無かったようです。



多くの村人に道を聞きつつ、ようやく辿り着いたテガララン。

緑の棚田があるだけなのですが、
思わず声をあげてしまうほど壮観な景色で、
想像していたよりも良かったです。



日本にもこうした景色が、あるんですよね。

写真をたくさん撮って、
次に向かったのがティルタ・ウンプル寺院。



バリでは白と黄色の組み合わせ、
それから白と黒のチェックの柄は、聖なる色なのだそうです。



悠久の歴史を感じます。

こういう雰囲気、大好き!



いちいち石細工が繊細かつ大胆で画になります。



柱や天井の装飾も、本当に素晴らしい。

芸術性が高く、ため息が出ます。



奥にあるご本尊の前で、お祈りをする人々。



そしてこれがティルタ(水)・ウンプル(聖なる)。

こんこんと湧き出る泉。
非常に透明度が高く、神秘的な美しさでした。



真ん中のニョキッとした棒状のものが、
シヴァ神の象徴だそうで、歴史のある大切な石像とのことでした。



この高台に立つ豪邸は、
スカルノ大統領の別荘で、デヴィ夫人が住んでいたそうです。



ここが有名な沐浴場。

先ほどの聖なる湧き水で、
体を清める場所。



位置によってどんな症状に効くのか、
求める効果が違うそうです。



そうしてティルタ・ウンプル寺院を堪能し、
駐車場に戻る道すがらには、たくさんの土産物屋が出ています。

もう僕らは前日におみやげを買っていたのでスルーしたのですが、
後から振り返ると、ここが一番安く良い物を買えたのではないかと思います。

「3ツデ200円」

と言われて、無視して通りすぎようとすると、

「100円、100円、3ツデ100円」

と、すぐ半額になります。

交渉次第で、ジュネヴァとかウナギよりも安くなるかもしれません。

次に向かったのは、グヌン・カウィ。

11世紀ごろに造られたワルマデワ王朝時代の墓碑郡遺跡で、
今回、是非観てみたかったんです。

駐車場から土産物屋を抜け、階段をとにかく下ります。



階段の周りにも土産物屋がありますが、
田園風景(ライステラス)も広がっていて、美しいです。



歌を歌いつつ木彫りをしたり、
椰子の木に登ってヤシの実を下に落としたり、
現地の人々の日常生活が垣間見えて面白い道程。



ようやく一番下にたどり着くと、
巨大な石窟が現れます。

こちらは王妃たちの陵墓とのこと。



寺院の中の聖なる場所には、
靴を脱いで入りました。

王がヨガや瞑想をした場所とのことでした。



こちらが王の陵墓。

高さ7mものお墓を、
ノミだけでどうやって掘ったのか、
いまだに謎が多いとのことでした。

小川の流れる音やジャングルのような木々に囲まれ、
バリの中でもちょっと特殊な空間。

グヌン・カウィ、お勧めです。



行きに階段を下ったということは、当然帰りはのぼります。

西日に照らされた棚田が綺麗。

川では全裸の子どもたちが遊んでいました。

ようやく車に戻った時には汗だく。

帰り道でウブドに住むアーティスト、
ソキさんのギャラリーにどうしても行きたくてリクエストしたのですが、
知らないし道がわからないと嫌がるクトゥットゥさん。

途中で観光客向けのギャラリーに連れて行かれて、
ここで我慢してと言わんばかりだったのですが、
ソキ・ギャラリーに連れて行ってと再度お願い。

ギャラリーに電話で連絡をとってくれ、
迷いに迷いつつなんとか到着したのが18時少し前。

なんとソキさんご自身に出迎えて頂きました。

「ヤング・アーティスト・スタイル」の代表的画家として有名なソキさんですが、
とても気さくに個々の作品を説明して下さいました(英語です)。

ただ、その場にあった作品がすべて大きかった(幅1m以上!)のと、
「これは是非欲しい!」と思うまで至らなかったのとで、
値段を聞くこともなく退散しました。

一体、いくらだったんだろう…

それから、すっかり暗くなったウブドを走ってもらい、
夕食は有名なノーティー・ヌーティーズ・ワルンにて、
バーベキューリブを頂きます。



店先で豪快に秘伝のタレをつけつつ焼きます。

良い香り〜。



甘辛く、ホロホロとこぼれるリブは美味。



ベジタブルスープも美味しかったですよ!

最近になってクロボカンにも支店が出来ましたが、
同じタレを使っているとのことです。

お腹いっぱいになったらホテルまで送ってもらい、
クトゥットゥさんにはチップを弾みました。

道には迷いまくりで、
予定していた他の場所に行く事も出来なかったのですが、
頑張ってくれたので!

さぁ、今日はたくさん観光したので、
明日はまたゆっくりしようかな、
と思いつつ、就寝した現地3日目の夜でした。

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