2012/07/18 Wed
先週の土曜日は『ヘルタースケルター』の公開日。

その日は休日出勤だったのですが、
事前にチケットを買っておき、
彼女と一緒にレイトショーで観てきました。



会場は満席でチケットは売り切れ。

女子率高めを予想していたのですが、
男子独りで来ている方もいて、
意外にも老若男女幅広い客層でした。

流れは驚くほど原作に忠実。

最後のシーンまで入れ込むとは思いませんでした。

ただそこは蜷川実花さん。

写真作品にも垣間見えるグロさや退廃的な美への執着が、
しっかりと映画の各所に表現されていました。

僕は彼女の撮る写真や色彩感覚が好き。

役者さんも良かった!

「『こんなに綺麗な人がこの世にいるんだ』と思いました」
というセリフが劇中にありますが、
沢尻エリカさんの美しさは常軌を逸しておりました。

映像世界という点でも、
どの場面も小物から衣装、ヘアやメイク、
水族館や東京の夜景、手術室などなど、
隅から隅までこだわりを感じられる、
極彩色の蜷川世界が展開されています。

でも一点だけ、これは完全に好みの問題かと思いますが、
『へルタースケルター』、音楽が非常に残念でした。

イチイチ場面にハマらず。

音楽が変わるだけでも、印象がグッと違ったと思います。
あんなに酷い音楽なら、
むしろ無い方が鋭角的な後味を残して良かったのに…

岡崎京子さんの原作が世に出てから約16年。

音楽を除けば、原作に対する蜷川さんの愛情と、
沢尻エリカさんの情熱、
寺島しのぶさんや桃井かおりさんの役者魂を
存分に堪能できる佳作でした。

皆さまの中にもタイガー・リリー、
いますか?



関連記事
comment
URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する