2012/06/12 Tue
落合博満さんの『采配』、
ようやく読みました。

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以下、心に留まったポイントを備忘録的に。

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・向上心よりも野心を持たせる。

・セルフプロデュースとは、目の前の仕事にベストを尽くすこと。

・ミスは叱らない、だが手抜きは叱る。

・できないことをできるようになるまで努力
 ⇒できるようになったらその確率を高める工夫をする
 ⇒高い確率でできることは更にその質を高めていく。

・何も反省せずに失敗を繰り返すことは論外だが、
 失敗を引きずって無難なプレーしかしなくなることも成長の妨げになる

・自分のできることをやらなかった時には叱る。
 小さなものでも手抜きを放置するとチームに致命的な穴があく。

・指導者は欠点を長所に変える視点を持って新人に接していくことが大切。
 現状のままで力を発揮させる方法がないか。
 欠点を治してしまうことで長所まで消してしまう恐れがある。
 すべてに完璧な人間などいない。
 長所が欠点を補い、次第に成長していくことに期待すればよい。

・リーダーは、まず部下たちにこうすればいいんだという方法論を示し、
 それで部下たちを動かしながらやればできるんだという成果を見せてやることが大切。
 重要なのは自信をつけさせ、それを確信に変えてやること。

・部下が「あの人の言う通りにやれば、できる確率は高くなる」と
 上司の方法論を受け入れるようになれば、
 組織の歯車は目指す方向にしっかりと回っていくはず。

・チーム作りの基本は、今いるメンバーをどう鍛えるか。
 任せるのであればすべてを任せる。しかしすべての責任は自分が負う。
 それがリーダーの仕事。

・自分にない色(能力)を使う勇気が、絵の完成度を高めてくれる。

・自分の腹の中を読まれてはいけない。それがプロフェッショナルの仕事。

・少しでも、できる人の思い、できない人の気持ち、
 両方を理解できるリーダーになる。

・最低限教えておかなければならないことは教える。
 あとは教えない。ただ見ているだけ。

・自分を大成させてくれるのは自分しかいない。

・負けるにしてもどこにチャンスを残して負けるか。
 いい結果が続いている時でもその理由を分析し、結果が出なくなってきた時の準備をしておく。
 そして負けが続いた時もその理由を分析し、次の勝ちにつなげられるような負け方を模索する。
 組織を預かる者の真価は、0対10の大敗を喫した次の戦いに問われる。

・成果をあげた者だけを認めるのではなく、成果をあげるためのバックアップ体制を万全にする。
 どんな仕事でも、目立つ成果を求めるのなら、それに見合ったバックアップが必要だ。

・長所を自覚させ、ヒントを与えながら自分の形を固めさせる。
 教え込むのは絶対的な基本の部分だけにする。
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特に「ミスは叱らないが手抜きは叱る」の部分と、
欠点を修正することで長所まで無くしてしまう可能性があることなどは、
これからも自分が常に意識していかなければいけない部分だと思いました。

そして「できる人の思い、できない人の気持ち」、
両方を理解できるようになること。

僕の一番の課題です。

野球に留まらず、
ビジネス全般を意識した落合さんの方法論の数々。

一流の人が一流たり得るのは何故なのか。

惜しげもない率直な語り口の行間に見え隠れする努力や苦悩、
「考えること」に費やされた膨大な時間に思いが到り、
グッときた良書でした。

モチベーション、もりもりアガりますよ!

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