好き嫌いの境界線
2009/01/06 Tue 23:58
そういえば、
書き忘れていましたが、
3日のサイクリングの後、
初詣に行きました。
亀戸天神社。
お祈りすることは、
昔からずっと一つのことに、
決めています。
毎年必ず、
同じ願いにしている僕。
去年は、
無事、叶えて頂きました。
ありがとうございました!
今年も神様、
どうぞよろしくお願い致します。
お参りを終えてから、
例年同様、
普通のおみくじと、
恋みくじを引いたのですが、
どちらも大吉でした。
「これ以上良くならない」
的なところが気になるところですが、
ここはポジティヴに捉えましょう!
やった!大吉だ!
こりゃ、年始から幸先いいですぞ★
それで本題。
前回の札幌旅行時、
機内で読んだJALグループ機内誌「SKYWARD」に、
浅田次郎氏のエッセイがありました。
『つばさよつばさ』。
「領収書で最近、
漢字を正確に書いてもらえない」
という話から、
日本人の識字率が高いのは
勤勉さや能力の高さのゆえんではなく、
狭い国土と人口の多さが要因なのではないか、
それを自らの国民性と才能の為であると勘違いしていると、
ネット社会とゆとり教育の中で、
あっという間に日本人の国語力は堕落してしまうであろう、
という論を展開していたのですが、
とても面白く読んで、感心しました。
「これは他のエッセイも期待できる、
是非読んでみたい」
と、図書館で取り寄せて、
読んでみたのが
この本でした。

結論から言うと、
ガッカリでした・・・。
集められているエッセイの8割は、
筆者である浅田次郎氏の、
自慢話で占められ、
よほど彼のファンでなければ、
辟易してお腹一杯になってしまいます。
「おいおい、またかよ・・・」
とか、
「これはヒドイ・・・」
とか、
「はぁ・・・(溜め息)」
という感じで読んでいると、
横にいた彼女が、
「もう読むのやめたら?」
と提案してくる始末。
それでも最後まで読めたのは、
僕の物好きな性分と、
ちゃんと読んでから批評したいと思ったから、
というのもあるのですが、
ベストセラー作家たる彼の筆致が、
そんな僕にも(最後まで)読ませたという部分も、
やはり少なからず、
あったと思います。
そこはさすが、
人気作家の面目躍如といったところでしょうか。
書き忘れていましたが、
3日のサイクリングの後、
初詣に行きました。
亀戸天神社。
お祈りすることは、
昔からずっと一つのことに、
決めています。
毎年必ず、
同じ願いにしている僕。
去年は、
無事、叶えて頂きました。
ありがとうございました!
今年も神様、
どうぞよろしくお願い致します。
お参りを終えてから、
例年同様、
普通のおみくじと、
恋みくじを引いたのですが、
どちらも大吉でした。
「これ以上良くならない」
的なところが気になるところですが、
ここはポジティヴに捉えましょう!
やった!大吉だ!
こりゃ、年始から幸先いいですぞ★
それで本題。
前回の札幌旅行時、
機内で読んだJALグループ機内誌「SKYWARD」に、
浅田次郎氏のエッセイがありました。
『つばさよつばさ』。
「領収書で最近、
漢字を正確に書いてもらえない」
という話から、
日本人の識字率が高いのは
勤勉さや能力の高さのゆえんではなく、
狭い国土と人口の多さが要因なのではないか、
それを自らの国民性と才能の為であると勘違いしていると、
ネット社会とゆとり教育の中で、
あっという間に日本人の国語力は堕落してしまうであろう、
という論を展開していたのですが、
とても面白く読んで、感心しました。
「これは他のエッセイも期待できる、
是非読んでみたい」
と、図書館で取り寄せて、
読んでみたのが
この本でした。
結論から言うと、
ガッカリでした・・・。
集められているエッセイの8割は、
筆者である浅田次郎氏の、
自慢話で占められ、
よほど彼のファンでなければ、
辟易してお腹一杯になってしまいます。
「おいおい、またかよ・・・」
とか、
「これはヒドイ・・・」
とか、
「はぁ・・・(溜め息)」
という感じで読んでいると、
横にいた彼女が、
「もう読むのやめたら?」
と提案してくる始末。
それでも最後まで読めたのは、
僕の物好きな性分と、
ちゃんと読んでから批評したいと思ったから、
というのもあるのですが、
ベストセラー作家たる彼の筆致が、
そんな僕にも(最後まで)読ませたという部分も、
やはり少なからず、
あったと思います。
そこはさすが、
人気作家の面目躍如といったところでしょうか。
読んでいて思い出したのは、
初めて『鉄道員(ぽっぽや)』を読んだ時のこと。
驚くほど短いお話の中に、
静謐さと情緒が溢れていて、
「なんて美しい物語なんだろう」
と、その行き過ぎたほどの綺麗さ加減に、
涙した僕。
ところが、
浅田次郎氏自らが書いていた、
あとがきというか解説のようなものを読んだ時、
その涙を悔やむほど、
愕然としたのでした。
細かい内容は忘れてしまったのですが、
そこに書かれていたのは、
ただひたすら、
自慢話だったのです。
そこには、
僕の期待していた
知性や品格のかけらも無く、
「こんな美しいお話を書く人が、
こんな下品な文章を書いた!?」
と、一気に作品の余韻が、
壊されてしまったのでした。
素敵な物語の陰には、
素敵な作者の姿を想像してしまうのが、
人情というもの。
恐らく氏のファンは、
「そういうところもまた人間臭くていい」
とか、
「そういう部分も含めて浅田次郎だ」
と仰ると思うのですが、
まだ夢見る学生だった僕にとっては、
興ざめ以外のなにものでも無い、
衝撃だったのです。
作品と作者の乖離というのは、
文学に限らず、
音楽でも映画でも絵画でも、
芸術にはつきものの良くある話で、
実際、逆にそのギャップがその人を、
魅力的に感じさせるということも多いのですが、
どうも浅田次郎氏に関しては、
wataqoo、
受け入れがたいようです。
でも、何故、
こと浅田氏に関してそうなのか、
理由がわからない・・・。
そんな、
なかなか面白い、
読書体験でした☆
















おおっ!
遠藤周作大先生ですね?
エッセイは、
読んだこと無いです。
hige君ブログの、
タイトルの言葉遊びには気づいていましたが、
そうですか、そういうことだったんですね☆
ぐうたらシリーズ、
チェックしてみます♪
たまにいますよね、作品によって豹変する作家が。
あれ、この方こんな人なの・・・って。
僕の愛する作家『遠藤周作』は別の意味で期待を
裏切ってくれるので最高ですよ。
『こんな面白いのか!!!!!』
って。あのずっしりと重い、作風とはウッテ変わり
軽快で茶目っ気たっぷりのエッセイは最高です。
因みに僕のブログの題名も、大先生の雅号
『狐狸庵閑話』
の言葉遊びから拝借しています。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1315294418
是非ぐうたらシリーズも時間があればどうぞ。